3月11日に発生した東日本大震災により、多くの被災地域において、慣れ親しんだ居住空間を失った人々は現在、仮設住宅や代替宿舎での生活を余儀なくされています。
HSFでは、被災地で物質的にも精神的にも安全、安心、尊厳が確保されていると言えない環境におかれ「人間の安全保障」の視点から危機的状況にある方々へ、実際の支援活動を行っています。
この支援活動は、HSFのスタッフだけでなく現地の行政、自治体、教育委員会、大学、NPOとの連携や、現地学生ボランティア、東京からのウィークエンド・ボランティアの募集、企業からの支援受け入れなどさまざまな参加の枠組みづくりを行いながら、活動の規模や実施範囲を広げ、長期的に継続できる支援体制づくりを行なっています。
ボランティアに興味のある方はこちらをご覧ください。
また、支援活動を通じてこれからの「人間の安全保障」モデルの構築のための実態把握と調査、研究作業を行なっています。
・がれきの撤去
・居住者宅訪問による子どもや若者の進路相談や学習指導、保護者への学習に関する相談
・こども未来館の設立による図書の寄贈、学童保育や就労支援、地域の交流の場づくり
・講演やコンサートなどの文化イベントの実施
・地域主催イベントのボランティアスタッフ
≪宮城県≫
登米市・南三陸町・気仙沼市の仮設住宅地
≪東京都≫
目黒区(東京大学駒場キャンパスを中心に)