2020年10月、宮城県の人間の安全保障指標プロジェクトチームは、宮城県内全域の市町村を訪問しました。各自治体において、首長や担当者、市民の方々と、「人間の安全保障指標」、「持続可能な開発目標(SDGs)」に関するそれぞれの自治体の取り組みについて、意見交換もしました。
この一環で10月16日に、気仙沼市役所を訪問し、菅原市長、教育長始め市役所幹部と意見交換を行いました。また、気仙沼の市民の方々を交え、「日本の人間の安全保障指標」、「SDGs」を学ぶ勉強会を開催しました。
勉強会では、高須理事長がプロジェクトチームを代表し、「日本の人間の安全保障指標」に基づき宮城県の課題を説明したうえで、「誰一人取り残さない気仙沼」を実現するために、「市民が主役のまちづくり」「人を中心としたまちづくり」が必要であることを指摘しました。この勉強会の概要は、「河北新報」、「三陸新報」に取り上げていただきました。
気仙沼市の菅原市長は、プロジェクトチームとの意見交換を踏まえ、同市の広報誌において「SDGs」をテーマとするコラムをご執筆されました。